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PRODUCTS落橋防止機能付きパワーダンパー

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製品概要

落橋防止構造としての機能を有する
シリンダー型粘性ダンパー

落橋防止機能付きパワーダンパーは、シリンダー型粘性ダンパー『パワーダンパー』にユニバーサルクレビス(U-CLV)を適用することで、制震デバイスとしての機能に落橋防止構造としての機能を一体化した、新しいシリンダー型粘性ダンパーです。
粘性ダンパーと落橋防止構造を一体化することで、支点部周辺の補強構造が簡素化され、支点部の確実な維持管理に貢献します。

製品特徴
01
ダンパーと落橋防止構造の一体化を実現
2軸回転機能を有するユニバーサルクレビス(U-CLV)を適用することで、地震時の想定外の方向(鉛直方向含む)への変位に追随できるため、ダンパーと落橋防止構造の一体化を実現しました。
02
支承部周辺の確実な維持管理に貢献
従来、制震デバイスと落橋防止構造が必要となる支点部では、支点部周辺にそれぞれのデバイスを個別に取り付けていましたが、これらを一体化することで、支点部周辺の補強構造が簡素化され、支点部周辺の確実な維持管理に貢献します。
製品仕様
01
2軸回転機能を有するユニバーサルクレビス(U-CLV)を搭載
ユニバーサルクレビス(U-CLV)は、トラニオン部材に主軸ピンと副軸ピンを直交して内蔵し、主軸ピンまわりは±90度、副軸ピンまわりは±15度の回転追随性能を有している構造です。
02
落橋防止構造としての抵抗部材
落橋防止構造としての水平力に対しては、ダンパー外部に増設した落橋防止部材(PC鋼棒)で抵抗します。場合によっては落橋防止部材を増設せずダンパー本体がストロークエンドの状態で直接抵抗する構造もあります。ダンパー外部に落橋防止部材を増設する構造では、ダンパーとしての減衰力と落橋防止構造としての抵抗力を自由に組み合わせることが可能です。
性能試験

実機での性能試験により、落橋防止構造としての耐荷性能を有していることを確認しています。

性能試験図性能試験図
製品諸元
規格表(kN)
パワーダンパー標準ラインナップ PWD100 PWD200 PWD300 PWD400 PWD500 PWD750 PWD1000 PWD1500 PWD2000
U-CLV標準ラインナップ U-CLV100 U-CLV200 U-CLV300 U-CLV400 U-CLV500 U-CLV750 U-CLV1000 U-CLV1500 U-CLV2000
ダンパー
規格
ダンパー抵抗力 F 100 200 300 400 500 750 1000 1500 2000
U-CLV耐力 P1 130 260 390 520 650 975 1300 1950 2600
落橋防止
構造規格
ダンパー本体耐力 F×1.3 130 260 390 520 650 975 1300 1950 2600
U-CLV耐力 P2 250 400 600 850 1000 1500 2100 3000 4000
寸法表(mm)
U-CLV100 U-CLV200 U-CLV300 U-CLV400 U-CLV500 U-CLV750 U-CLV1000 U-CLV1500 U-CLV2000
ベースプレート幅 B 200 250 300 340 370 460 520 700 900
ベースプレート長 L 290 360 440 520 570 690 770 930 1020
ベースプレート厚 t 26 31 43 48 52 63 73 93 98
JIS セットボルト配置 b1 140 180 90 100 110 115 130 140 150
b2 140 180 70 80 90 115 130 140 150
l 230 290 360 420 470 575 640 790 870
セットボルト 4-M22 4-M27 8-M24 8-M27 8-M30 8-M39 8-M42 10-M45 12-M48

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