羽黒山橋上部工製作架設工事

本橋は、自然崇拝、山岳信仰の聖地である出羽三山の一つ羽黒山(はぐろさん)の麓に位置し、羽黒山や月山へのアクセス向上や冬季の交通障害緩和に期待されております。(出羽三山は羽黒山、月山、湯殿山を指します。)

橋長272.0m(支間長64.0m+142.0m+64.0m)、鋼重1,377tの鋼上路式3径間連続曲弦トラス橋であり、国内でも類を見ない大規模連続トラス橋です。

架設箇所が狭隘な谷間であり、施工ヤードが橋台背面に限られることから、両橋台の橋梁上に全旋回ジブクレーン (A1側:650型、A2側:700型) を載せて、側径間はクレーンベント工法、中央径間は片持ち式工法を採用しております。ジブクレーンの後方に配置した運搬台車は逸走防止を目的としたワイヤリングによる走行や曲弦部の運搬をスムーズにするボス孔回転冶具を使用するなど、安全面で工夫を図りました。

本工事は平成の一桁台に始動した事業であり、発注者側の思いも強いことから様々な方法で情報を発信しています。工事進捗状況をラジオCMで放送されたり、羽黒山橋周辺の観光PR動画の作成とYou Tubeでの配信、ライブカメラによる本橋の現況撮影、プロカメラマン(小橋健一氏)による架設の軌跡撮影、羽黒山橋専用のホームページを解説など、多岐にわたります。

名称 羽黒山橋(仮称)
橋長 272m
形式 鋼上路式3径間連続曲弦トラス
施工地 山形県鶴岡市羽黒町手向