パワーストッパー
NETIS登録No.HK-120002-VE 変位制限装置 パワーストッパーについて

1基で2方向の変位を制限できるコンパクトな装置
パワーストッパーは、橋梁用落橋防止システムにおける変位制限構造の一つです。
支承(タイプA)が損傷したときに、上部工-下部構造間の大きな相対変位の発生を制限する装置です。
1基の装置内に2方向(橋軸・橋軸直角)の変位対応機能を持ち、従来の分離型の変位制限構造に比べて施工性と経済性を格段に向上させています。
製品の特徴

Point.1 新旧の道路示方書に対応
・横変位拘束構造【H24道路橋示方書】、ならびに変位制限構造
【H14道路橋示方書】に対応しています。
Point.2 桁の浮き上がり防止機能
・鉛直方向の変位を制限するアップリフト止めが組み込まれており、
機能分散型支承【H24道路橋示方書】として使用できます。
Point.3 自由度の高い製品設計

・鋼材の溶接構造で、ラインナップ製品のほか、遊間設定・高さ調節
が可能です。
・上部工フランジ寸法に合わせたボルト配置、ポット部の寸法変更が
可能です。
Point.4 優れた施工性・維持管理性
・ポット部が2分割構造のため、各部材を分割しての設置が可能です。
1回の設置部材が軽量になるため施工性の向上が図れます。
・ポット部は片側のみ取り外すことが可能で、点検ならびに補修が
容易で、維持管理性が向上します。
・溶融亜鉛メッキによる防錆仕様が標準ですが、ご要望に応じて塗装や金属溶射も可能です。
構造・材料
製品諸元
注記
1) 上部工付の勾配調整プレート、下部工付の調整プレートは製品に含まれません。調整プレートは別途ご検討願います。
2) 表中のMは遊間量を表します。Mの標準は30、50、80、110、140、170、200mmですが、遊間のご指定による製作も可能です。
なお、固定支承部に設置する製品は固定(F)となりますが、M=10になります。
3) DS1200~DS2400のポット部寸法Lpは、ボルト配置に影響されますのでLpは目安です。詳細は、お問い合わせください。
新技術登録
国土交通省 NETIS 登録No.HK-120002-VE (技術名称:パワーストッパー)
耐震製品のお問い合わせ
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